当院では、毎年“学術発表会”を行っています。
学術発表会では、多職種のスタッフが集まり一人一人の知識を高め広い視野で患者様と向き合っていくため、大崎整形リハビリクリニックにも参加していただき情報・意見の交換を行います。
学術発表会では、入院~退院に至るまでの経過を振り返り、退院後の生活についてまで考え、患者様とご家族様の“希望”に近づけるようリハビリと看護の質の向上に向けて発表されました。
今年の内容としては、
「喫煙歴がある患者様に対しての呼吸器リハビリテーション」:療法士
「運動器エコーの取り組み」:療法士(大崎整形リハビリクリニック)
「脳血管疾患で入院された患者様のご家族様との関わり」:看護師
「排泄ケア」:介護士
「地域包括ケアシステム」「介護報酬改定」:リハビリテーションスクエア(通所リハ)、医療相談室
「MRI検査・放射線被ばく」:放射線科
「保育の質を考える中で援助に対しての見直し」:託児室
東三河の医療機関で取り組んでいる「地域連携クリティカルパス」についても発表されました。
さらに、今年の基調講演は「痛みの基礎講座」を大崎整形リハビリクリニック院長の長原正静先生にお願い致しました。
4時間半に及ぶ発表会でしたが、医師をはじめ患者様に携わる他職種が集まり普段の業務を掘り下げて見つめ直す機会となりました。