東三河運動器リハビリテーション研究会とは、東三河の整形外科医・理学療法士を中心に、看護師・柔道整復師・マッサージ師等の運動器リハビリテーションに係わる多くの方々と知識を深め、共に学んで討論・意見交換を行うことを目的とした研究会です。
きよし整形外科 院長 鈴木潔先生を中心に研究会活動が行われております。
今回、平成24年9月8日(土)ウエステージ豊橋にて、ご講演頂いた内容についてご紹介致します。
研修講演1:豊橋創造大学保健医療学部理学療法学科 教授 金井章先生
「動作解析装置を用いた下肢関節障害の動作分析」について、ご講演頂きました。
ご講演では、立ち上がり、歩行、座位など様々な姿勢でどのような筋活動が行われているか動作解析装置を通じた画像を基に、その変化についてお話頂きました。
普段私達理学療法士が臨床の場で行っている動作分析を、行いやすくするポイント、また定時的評価の重要性についても、わかりやすくご説明頂きました。
●研修講演2:リハビリテーションセンター駿府の杜クリニック 院長
静清リハビリテーション病院 顧問 石神重信先生
「脳卒中回復期リハビリテーション/実践的アプローチ」について、ご講演頂きました。
ご講演では、現在の医療の場でのリハビリテーションの重要性とその現状について、お話頂きました。ご講演の中では、「臥位は害」「立ち上がり訓練の重要性」「回復期リハビリテーションという時期のリスクについて」「どんな重症度の高い患者様でもまずは自宅退院を目指す事」など、私達回復期リハビリテーションで、患者様に関わるスタッフにとっては、全てが重要であるお話を聞かせて頂きました。
●講演会終了後、ご講演頂いた先生方と会場に来られた医療関係者との懇親会が行われ金井先生、石神先生へ直接積極的に質問されている場面も見られました。
●次回は平成25年3月予定となっております。